快適な家 約10ヶ月

この建物は木造平屋建て、約90㎡の比較的コンパクトな住宅である。

施主の要望

   ★バリアフリー

  ★耐久性、耐震性に優れている

  ★動線を配慮

  ★湿気が少ない・・・カビの生えない家

  ★防犯性に優れている

  ★通気性に優れている

設計期間

2005年11月~2006年2月         

監理  

2006年2月~8月

地鎮祭

御年神社の神主さんによる地鎮祭が厳かに執り行われた(工事の安全を祈願する神事)

 

外構配筋検査

まず敷地廻りのコンクリートブロック塀を造る為、基礎の鉄筋の検査を行なっているところです。

基本的に隠蔽される部分は、材料等が必ず設計図通りに実施されているか検査を行なった後に、次の工程に進むよう指導。

・・・隠蔽後では確認のしようが無いので・・・

 

盛土工事

通常、建物は道路より高い所に建てます。

これは、床下の環境をよくするための床下換気、及び土地排水を考えると理解できると思います。

シンドウローラーという機械を使って、盛土した土を転圧。

 

遣り方検査

建物基礎工事に進む前に建物の位置決め。

敷地境界から建物までの距離を検査。

 

杭工事

この建物は、住宅性能保証制度による10年保証及び完成保証が付いている。

《スウェーデン式サウンディング試験》で地盤調査をした結果、軟弱層があったため、杭工事を実行。

支持地盤まで鋼管杭を計36本打設して建物を支持。

 

基礎工事(配筋検査)

基礎の鉄筋が設計図通り配置されているかどうか検査

 

基礎工事(コンクリート打設)

配筋検査完了後、コンクリートを打設(流し込み)

 

基礎工事完了

コンクリートを打設後、型枠を解体し、撤去

 

木工事(躯体工事)

いよいよ木造の建て方。大工6~7名で木材の組み上げ

 

木工事(上棟)

屋根の下地まで完了すると”上棟”

 

屋根工事完了

 

屋根 雨漏り検査

屋根工事完了後、降雨の無い日を選んで雨漏り検査

台風を想定した角度での検査もするので、業者にとっては緊張の瞬間?

・・・雨漏りした場合は、屋根のやり替え

 

外装工事

外壁に防水シートを張り、通気層のタテ胴縁の上に外装板を張る

 

外装工事完了

 

断熱工事

床へ断熱材を敷き込み隙間の無いような施工がポイント

大工に、なぜ隙間の無いようにするのかを説明し、納得した上で施工してもらう

 

断熱材、F☆☆☆☆(フォースター)を使用

ホルムアルデヒドをほとんど拡散しない材料(シックハウス対策)

 

壁に断熱材を充填している状態。

床同様に隙間のないよう施工する事が重要です

 

天井への断熱材敷き込みの様子。床、壁と同様に施工。

 

内装工事

天井に珪藻土を塗っている状況。

【珪藻土とは珪藻類の遺骸が堆積してできた、白色か灰白色の土の事。保湿・断熱・セメント混和材・水ガラスの原料になる】

 

テラス工事

ウッドデッキ施工中

 

外構工事

アプローチの塀に珪藻土を塗っている状況。コテパターン仕上げ。

 

アプローチの塀がいつまでも美しさを持続するように、光触媒酸化チタンコーティングを施工。

 この塗装は、光エネルギーによる触媒作用で発生させた活性酸素の作用で、汚れの色素を分解。

 この優れ たセルフクリーニング機能による防汚効果で、壁面を長期 間にわたり、クリーンな状態に保つことが可能。