5.分離発注による価格の透明性

設計事務所に依頼すると、基本的に「設計」と「工事」は分離発注になります。

一般的に、設計事務所は「設計」だけを生業(なりわい)としているからです。

なかには、「工事」も行なう設計事務所がありますが、「設計施工」を行なっている建設業者の部類に入ると考えたほうが良いでしょう。

建築主と打合せを行ないながら、設計図書を作成し建設業者から「見積り」を徴取します。

そこで、専門知識のある設計事務所に提出する「見積り」と、建築を知らない建築主が建設業者に依頼した「見積り」はおのずと違ってくると思われます。

当然設計事務所に提出する「見積り」のほうが、シビアにならざるをえないのです。

専門知識のある設計事務所がチェックしますので(第三者の目が入るという事)おのずと適正な価格となります。

又、競争入札では数社から「見積り」を徴取しますが、それらの「見積り」は全てオープンにし、建築主に見て頂く事によって、価格の適正化と透明性が確約されるのです。