物見台のある家

 
設計コンセプト

 敷地は北側道路に接し、3方を住宅に囲まれた閉鎖的な宅地。60坪をきる細長い敷地に、通常であれば建物を中央に配置し、南側に庭を確保するのだが、庭が思ったほど広く取れないのと、隣家が迫っているため冬場の日当たりもあまり期待できないと考え、東側にコートを設けた。細長い庭ながら奥に向かって敷地いっぱいに塀を立て、視覚的に広がりを感じさせる配置としている。2階の屋外には創造次第で色々な使い方ができるデッキを設けている。これはゆとりのスペースとして、子供の遊び心をくすぐる物見台となるのをもくろんでいる。物見台の前面には、子供たちの通う小学校のグラウンドが見渡せる。

所在地/宮崎県都城市大王町

主要用途/専用住宅

構造/鉄骨造2階建て

工程

設計期間 1998年 9月 ~ 1999年 1月  5ヶ月

工事期間 1999年 2月 ~ 1999年 6月  5ヶ月

規模

敷地面積 198.34㎡(59.99坪)

建築面積 77.12㎡

延床面積 136.21㎡(41.20坪)

完成しました。

外観

南側中庭

玄関アプローチ 中庭見返し

中庭植栽

空中デッキへの 中庭外部階段アプローチ

物見台デッキ

物見台より 玄関アプローチを望む

玄関内部

玄関ホール 食堂居間への扉

食堂より居間和室を見る

居間より食堂を見る 左手OPENカウンター奥はキッチン

台所、居間への扉はアクセントカラー

和室床の間

2Fへの階段

2Fオープンな階段室

子供部屋

子供部屋見返し

玄関アプローチ門扉